2020.09.17
鳥かごテントの製作は、
型取りが悩ましく、裁断までが大変です。
最初の型取りを慎重に丁寧に行う事が、一番大事な事だと、
何度かの失敗の後学びました。
初めて鳥かごテントを縫ったのは、結婚して2~3年した頃。
義母が、海外旅行で留守の間の仕事でした。
中華料理屋さんの、2階の出窓のお洒落な鳥かごが3基。
元々、物作りは好きな性質で、日頃、義母の仕事を見て覚えてきたので、
嬉々として、型取り裁断縫製をこなし完成させました!
ただ、今思えば、はたしてあのテントは、いい出来だったのか・・・・・・
夫も、義父も何も言わず、取り付けも無事に終わったので、
新米の私は、大仕事をやり遂げた充実感で、大満足だったけれど。
新米だったから許された出来だったのだろうか。
今の私は、気になる。少しのしわも気になり、
型取りが、いけなかったか、裁断か、縫製か、と、反省ばかり。。。
嫁いで38年になるのだから、当たり前に、完璧でなくてはいけないのに、
未だに発展途上。情けない。
しかし、あの時、
海外旅行に旅立つ義母は、自分の不在中に、嫁が鳥かごを縫う事、
不安じゃなかったのかな~・・・・・・
私を信用してくれてた?
それとも、海外旅行で頭一杯で忘れてた?
謎。
さて、長々と、書いてしまいましたが、
今日の鳥かごテントの出来は、私的な職人根性はさて置き、
お客様に喜んで頂けることが最大の、喜びです。
さらなる高みを目指して頑張ります!